介護予防において栄養改善は三本柱にもなるほど重要なものです。
しかし、実際は栄養改善によってどれだけのものが得られるのかなどは良く分からないものもあるはずです。
栄養改善について
人生において食べる事は楽しみや生きがいの上からもとても大事な事であるとされています。
例えば施設への入所や入院中の要介護高齢者の楽しみの第1位は食事であると言われています。
しかし、何でも好きなように食べているようでは体は不調をきたしてしまします。
そこで必要なのが介護予防における栄養改善なのです。
年を取るにつれて低栄養状態に陥ってしまっていたり、そうではなくても低栄養状態になる可能性が高い高齢者の方に対して、日々の即時において食べる事を通じ、栄養状態からくる体調の不調状態の改善や重度化を予防する事を支援する事が一般に介護予防における栄養改善と呼ばれています。
この活動の結果として高齢者に自立した生活を送ってもらう事も大事という考えも同様に存在し、その中で低栄養状態の改善は自立支援のための手段の1つでもあります。
栄養指導とはまさに高齢者の生活習慣の予防や疾病の重度化に対する対策です。
ただここで今の栄養指導と以前の食事指導について考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
以前の栄養状態の大半は食事を制限する指導が中心であり、その結果やせ過ぎの人が食べ過ぎを心配する人が出てしまったり、食欲がない人にまで減塩などの指導が行われていたりしたことも確かにありました。
しかし、現在はそのような事はありません。
現在の栄養指導
現在の栄養指導においては介護予防の中で行われるという事もあり、栄養改善プログラムは基本的欲求である食べる楽しみを重視して進められます。
その内容は食べて低栄養状態を予防、改善する(バランスをとる)ものです。
それは単純な摂取したエネルギーやたんぱく質などの栄養指標の改善だけではありません。
個人の高齢者や家族が持っている食生活の習慣や環境にも十分に配慮し、身体状態や栄養状況を科学的に評価されて開始されるものです。
これらは結果に基づいて、高齢者本人や家族と一緒に生活からくる問題や課題を解決し、食べる事をただの栄養補給ではなく楽しみとして考えていく事を重視して指導をしています。
ですから、栄養改善プログラムは「食事指導」ではなく、お互いのコミュニケーションを重視した相談という形で進んで行きます。
こうした点から高齢者自身が自己実現の喜びと食べることを支援する目的として行う点において、過去の栄養食事指導とも異なっています。
得られるもの
介護予防における栄養改善で得られるものは、高齢者の身体機能、生活機能、免疫機能を控除王させる事から、QOLの維持と向上に貢献しています。
