介護予防事業で達成すべき健康寿命延伸の健康づくりとは

「健康寿命を伸ばそう」と厚生労働省が中心となって働きかけているのが、スマートライフプロジェクトです。

聞いたことがない方も多いとは思いますが、運動・食生活・禁煙・健診・検診の受診という5分野の健康づくりを通して健康寿命の延伸を推進する事業がスマートライフプロジェクトです。

健康づくりを推進して、健康寿命を延ばすということは、高齢者の方であれば、単に長寿を目指すということではなく、健康で長生するということが重要になります。

そのためにも、介護予防という考えも同時に重要になってきます。

では、介護予防事業で達成すべき健康寿命延伸の健康づくりとはどのようなものか、スマートライフプロジェクトで提示されています5分野を中心に解説していきたいと思います。

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適度な運動

適度な運動は、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗しょう症、結腸癌などに罹患率・死亡率の低下に資することがわかっています。

さらにはメンタルヘルスや生活の質の改善が図られると言われています。

スマートライフプロジェクトでは、「毎日プラス10分の運動」が推奨されており、早歩きなどの運動に付け加えまして、掃除や庭いじりなど日常生活の中で身体を動かす機会を増やすことが提唱されています。

適切な食生活

食生活により発生すると言われる、糖尿病、がん、心疾患、脳卒中などは長年の食生活の習慣により、深刻な問題と言われてきました。

最近では、改善傾向であると言われていますが、朝食を食べない、過度なダイエット、家族団欒の消失などに問題が発生し、精神的な健康へのダメージも増えてきています。

スマートライフプロジェクトでは、「毎日プラス1皿の野菜」が推奨されています。

美味しく野菜を摂取することで、思想的な食生活に近づくとされています。

禁煙

タバコは、がん、虚血性心疾患、脳血管疾患など多くの重篤な疾患の原因であると言われています。

しかも、主成分であるニコチンには、依存性があり簡単に止めることはできません。

スマートライフプロジェクトでは、「タバコの煙をなくす」ことが推奨されています。

健診・健診の受診

定期的な受診で自分の体について知った上で、上記に説明しました、3アクションに取り組むことが推奨されています。

まとめ

以前は、長寿だけを祈るという期間が長くありましたが、介護等が必要になりますと、その方の生活の質が必ずしも高く維持できるとは限りませんでした。

ですから、介護などが必要となることを阻止し(健康寿命を延ばす)することが重要となります。

そのために、これまで説明してきました、健康づくりが非常に重要となるということです。

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