介護予防でうつや閉じこもり予防に必要なこととは

「外出することが少なくなってしまい、家にばかりいて何もしない」「何をしても楽しくない」「何にも興味がわかなくなった」「いきている実感がない」なんていう方はいらっしゃいませんでしょうか。

特に、高齢期になりますと、閉じこもりやうつが引き金となり要介護状態となる方も少なくありません。

では、介護予防でも重要視されています、うつや閉じこもり予防にとって必要なこととはどのようなことか解説して行きたいと思います。

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閉じこもりやうつが要介護状態となる要因になる理由

では、なぜ閉じこもり予防や、うつ症状の緩和が介護予防の中でも重要なウェイトを占めていると言われるのでしょうか。

閉じこもりやうつの症状が出現しますと、とにかく動くことが億劫になり、活動量が大幅に低下します。

活動量が低下しますと、もうお分かりだと思いますが下肢筋力の低下や認知機能の低下が顕著に現れてきます。

一度下肢筋力の低下や認知機能が低下してきますと、それ自体を止めることも難しいですし、もう要介護状態となるのは目前ということになります。

では、うつや閉じこもりを予防するためにはどうしたらいいでしょうか。

閉じこもり予防

閉じこもりを防ぎ、介護予防に繋げるためには、閉じこもりとなってしまう要因について、まず考えなくてはなりません。

閉じこもりになるということは、外出する機会がなくなることに理由があります。

「会社を定年退職した」「出かけるのが億劫になった」「出かける用事もない」など様々な理由があるかとは思います。

ですから、外出する要因(楽しみ・役割)を作ることが非常に重要になります。

ですから、本人の性格や生活歴を考慮して、楽しくできる地域の集まり(町内会)、ボランティア活動に参加、何か地域の役に立つような活動を見出して行くことが重要となります。

高齢者のうつ

高齢期になりますと、喪失を経験することが多くなり、誰にでもうつとなる危険性は内在しています。

高齢期のうつは、典型的な症状を示す人は少ないために見過ごされることも多く、放置することで要介護状態となってしまう方も少なくありません。

うつ病の場合は、専門医へ受診し適宜薬物による治療とともに、閉じこもり予防同様に、環境の整備が必要不可欠です。

まとめ

介護予防にでは、うつや閉じこもり予防することがいかに重要かお分かりになったかと思います。

地域や家での役割づくり(必要とされている感)をすることで、閉じこもりやうつ症状は防ぐことは可能ですので、ぜひ試してみてください。

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