「介護予防だからといってなぜ運動しなくてはならないのか」「介護予防だからと言って運動なんかしたくない」と、運動が好きではない方から意見を頂戴する場合があります。
ですが、考えてみれば、なぜ運動しなくてはならないのか、その目的を見失いがちです。
では、介護予防では、なぜ運動しなくてはならないのか、その目的について解説して行きたいと思います。
そもそも介護予防とは
介護予防とは、その漢字を読むとその通り、「要介護状態とならないようにすることを目的として」に実施されるものです。
介護保険法第4条においても「国民は、自ら要介護となることを予防するため、加齢に伴って生じる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努める・・・(以下省略)」と書いてあります。
まずこのことから、介護予防は多くの国民の義務でもあるということになります。
なぜ運動するのか
このことから「義務だから運動するのか」と言うもっとマイナス思考になってしまう方もいるかもしれません。
ですが、運動をしなかったことに加えて、加齢や疾病などにより、できないことが増えてきて、要介護状態となってしまった場合を考えてみます。
要介護状態となってしまいますと、介護保険などのサービスをいくらうまく使ったとしても、地域で生活を継続し、自身の自己実現や生きがいを持って精力的に、地域で生活することができなくなってしまいます。
さらに要介護度が高くなれば、地域における生活の機会も奪われ、施設入所となってしまうケースも考えられます。
ですから要介護状態となってしまった場合には、自宅での生活継続も困難となり、生活の質が下がってしまうということになります。
ここまで説明すれば、どなたでも「要介護状態とはなりたくないと」と思う割れるはずです。
ですから、要介護状態となり、生活の質が低下しないように、健康寿命を延伸し、地域での生活を継続する(介護予防)のために何が必要かといえば、もう言わなくてもお分かりのように、運動をしなくてはならないと言うことになるわけです。
まとめ
運動は、健康を維持する目的を達成するためには、一番手取り早い方法でありますし、一番効果があります。
ですから、高齢となり介護予防を行う上でも、一番効果的なのは運動ということになります。
ただ運動をするということでは、やる気もなくなってしまいがちですが、元気に楽しく生活するということを目標として運動すれば、その目的を見失うこともないかと思います。
誰のためでもなく自分のために運動しましょう。
