介護予防と言う言葉が今、声高に叫ばれています。
そして介護予防にはいくつか段階的な種類があるのです。
最初の段階と最終段階においてはよく知っているという方もいるものですが、その間はうやむやになりがちの用です。
それでは介護予防における「2次予防」についてお話しします。
介護予防とは?
そもそも介護予防を行う介護予防事業とは、介護保険法第115条45の規定により、市町村に実施が義務付けられているものの事です。
この介護予防事業と言うのは介護給付見込み額の2%以内の額で実施され(介護保険法施行令第37条の13より)、その内容はまだ要介護状態等はない高齢者の方に対して心身の機能や生活機能の低下予防または防止のために必要な事業で、各市町村が行っています。
その種類が「1次予防・2次予防・3次予防」です。
2次予防の内容
先程から「2次予防」と呼んでいますがその内容についてお話しします。
2次予防とは、旧名称「特定高齢者施策」と呼ばれるものであり、対象者は要介護状態等となる恐れのある高齢者であることとされています。
この内容を詳しくすると“生活機能の低下等がみられる高齢者”のことであり、基本チェックリスト等により判定がなされます。
この制度にはいくつか種類があり「通所型介護予防事業」と呼ばれ主な内容は「運動器の機能向上プログラム、栄養改善プログラム、口腔機能向上プログラム、複合プログラム」等とされています。
そしてもうひとつは「訪問型介護予防事業」と言い「閉じこもり、うつ、認知機能低下への対応、通所が困難な高齢者への対応」を行います。
これらの費用は事業によって教材費や保険料等の実費相当分の負担になります。
利用申し込みと手続きは、各市町村で違いがあるので確認が必要です。
活動内容はいくつかの種類があります。
『マシンによるトレーニング』などは高齢者の方が安全に運動できるよう開発されたマシンを使用してのトレーニングで、専門スタッフがアドバイスしながら、1人1人に合ったプラン提供の元で行われます。
『元気力向上トレーニング(アクア編)』はアクア槽を利用して「足・膝・腰」に支障がある方でも無理なく転倒予防や筋力向上のためのトレーニングを行う為のもので、専門スタッフの指導を受けて行います。
『元気力向上トレーニング(運動教室)』は簡単な運動用具を使った、参加者の方の体力に合わせた筋力向上と転倒予防等の内容を、立位や椅子を使った材で行う体操を指導します。
自宅でもできる体操の指導もあります。
『転倒予防(個別指導)』は近くの接骨院(整骨院)で柔軟性や筋力、バランス感覚の向上を目的とした運動を個人指導で受けることが出来、転倒の危険因子改善や加齢に伴う身体能力の低下予防を目指します。
この他にも低栄養防止のための食事内容の相談を行う「栄養改善」や口腔機能の老化防止を防ぎいつまでもおいしく食事をする為の体操や唾液腺マッサージ、歯磨きなどの指導をする「口腔機能向上」などがあります。
最後に
この2次予防は既に病気を持っている高齢者の為のものであり、症状が出る前の時点で見つけ出し早期治療をする為のものです。
したがって1次予防の様に地域で大勢の方と行うものとは違い、個人で、しかもより専門的な形で行うものが増えてきます。
「基本チェックリスト」などを用いた際、気になる事があった場合は早めに市町村の関係部署への問い合わせをしていただき対応していきましょう。
